自分がどこに生まれたか。
どこで育ったか。
自分の家族にどんな歴史があるか。
どんな思いで育てられたのか。
誰もが知っているようで、詳しく知らないことなんじゃないかなぁ。
今の自分があるのは間違いなくそのおかげなのに、当たり前のように振り返らない日々が過ぎていた。
そんな自分の根っこはどこにあるのだろう。
家族のことを愛してるよ。
家族のことを尊敬してるよ。
でも、そんな彼らの歴史を聞くのは照れくさいし、彼らも自分から思い出話はしない。
お酒を飲んでいるときなどに、たまにその断片を聞き、勝手に想像を膨らます。
もっと聞いていたらよかったと今になって思う。
旅に出て、日本の歴史を知らないと恥ずかしいからと勉強したけれど、もっと身近な家族の歴史を聞いたらよかったな。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、どんどん辿っていくと遠い昔まで見渡せるようになっていくんだろうな。
彼らの思いまで見渡せるようになったら、私はきっと根っこを手に入れるだろう。
誰にも流されず真っ直ぐ進むための根っこを手に入れるだろう。
そしたら今より無敵だったのに。
もっと世界を見たら、ますます自分の根っこが気になるだろうと思う今日、家族みんなで最後のお食事会。
私はあなたたちから生まれてきたことに心の底から感謝してます。
ありがとう。
だから、帰ってきたら今より深い根っこを手に入れるためにもっともっと話しましょう。
そしてずっと手をつないで生きていきましょう。
ねぇ、家族って過去にも未来にもつながっているんだね。
みんなは自分の根っこ手に入れてますか。

